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行政書士の開業マニュアル・成功本は世に多くあれども・・・ 試験合格者待望の「行政書士 就職ノウハウブログ」がついに登場! 群馬の元使用人行政書士が『行政書士事務所の求人はない』を斬る!! 未経験者のための実務に役立つ(?)情報も公開!!

行政書士として成長させてくれる先生は役所だったりする

週、3回も県庁へ行きました。

 

新規の建設業許可申請をするためです。

 

3回も県庁に行ったのは、依頼が3件あったから。

・・・と言いたいところですが、全部同じお客さんで依頼を受けたのは1件だけです。

 

補正(やり直し)指導を受けて、なかなか書類を受け取ってもらえませんでしたorz

 

行政書士としては恥ずかしいかぎりです。はい。

 

でも、窓口で申請すると勉強になります。

 

役所の担当者は申請書をどうやってチェックするのか。

 

要件を満たしているか確認するために、申請者のどんな情報を知りたがるのか。

 

お客さんの代わりに、行政書士が役所の担当者から質問責めにあいます。

 

『そんなの本人じゃなきゃわからねー』

 

って言いたくなるような質問もあります。

 

でも、代理人(プロ)である以上、依頼者のことをちゃんと理解できているか、役所から試されている気がするのです。

 

何の許認可でも、一度窓口で申請して、許可がもらえるところまで仕事をすれば、次に依頼されるときは、どんなことに注意してお客さんからヒアリングすればいいか、何となくわかります。

 

もちろん、許認可業務の場合、その業務でしか出てこない専門用語があるので、本を買ったりして、最低限、用語とその意味は勉強しておかなきゃいけません。

 

駆け出し行政書士さんのための実務の手引き 許認可業務編

駆け出し行政書士さんのための実務の手引き 許認可業務編

 

 

いきなり、県庁で『経管が~』とか言われても話が通じないんじゃお話しになりません。

 

最低限の知識と、あとは現場での経験が全てです。

 

行政書士業務は、場数を踏まなきゃ力になりません。

 

昔、ドラムを習っていたときに先生が言っていました。

 

『100回のスタジオ練習より、1回ライブをやった方がよっぽど勉強になる』と。

 

行政書士業務も同じだと思うのです。 

 

時には、役所の担当者の態度に頭にくることもあります。

 

傷ついたり、悔しい思いをすることもあるでしょう。

 

でも、逃げずになんとか申請までやり遂げる。

 

そうすると、次の仕事は前回よりもスムーズに申請できるようになる。

 

『俺、なんだか前より仕事できるようになった気がする』

と思える。

 

でも、また役所の担当者に凹まされて・・・

 

その繰り返しで成長していくんじゃないかと思うのです。

 


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