行政書士の開業戦略その3:どうやって集客するか?
専門業務と理想の顧客のイメージが出来たら、次はどうやって集客をするかです。
一般的な集客方法は、知り合いからの紹介かホームページなどのウェブ集客だと思います。
ここで注意して頂きたいのは、紹介にしてもウェブ集客にしても、まず「専門業務を何にするのか」と「誰を顧客にするのか」を決めてからでないと、集客の効果は激減してしまいます。なので、面倒でもきちんと順番を守って頂きたいと思います。
では、本題に入ります。
あなたは、紹介とウェブ集客、どちらが大事だと思いますか?
どうでしょう??
僕の答えは『両方大事』です。
行政書士に限らず、士業は紹介でお客さんを獲得することが珍しくありません。
ビックリするかもしれませんが、ホームページが無い行政書士事務所ってものすごく多いんです。
僕の住んでる群馬県だと1000人くらい行政書士がいますが、ホームページを持ってる事務所って30くらいです。えーって思われるかもしれませんが、地方だと珍しくないと思います。試しに、あなたがお住まいの地域が地方だったら「○○県 行政書士」と検索してみてください。
いくつか出てきたと思いますが、ほとんどの行政書士事務所のホームページは看板、名刺代わり程度で問い合わせなんてきません。今どきホームページはあって当たり前ですが、ホームページがあれば依頼が来るなんてほど甘い世界ではないのです。
ということは、いかに行政書士が紹介で仕事を得ているかということが分かると思います。
この先、あなたも紹介で仕事を頂くことがあるでしょう。
ただし、その仕事を紹介してくれる有り難い人は誰なのか?どうやって見つけるのか?まで考えなくてはいけません。それが戦略です。
紹介は有り難いです。でも紹介はデメリットがあります。
それは、いつ紹介されるか分からない、ということです。
主導権がこちらにないのです。
なので、紹介だけでなくウェブ集客にも力を入れないといけないのです。
特にこれから行政書士を開業する方や新人行政書士さんは、ウェブ集客を頑張らないといけません。
先に書いたように、先輩行政書士は、ほとんどが紹介で仕事を得ているのです。
しかもこの道何十年とやっておられる先輩もいますから、ネットワークも持ってます。
その先生と戦うには分が悪いのです。
ところが、先輩行政書士はホームページすら持っていない、持っていても機能していない。
であれば、同じ土俵ではなく、相手の弱い部分で戦う方が利口です。
行政書士のウェブマーケットはまだまだブルーオーシャンだと僕は思います。
行政書士の紹介戦略とウェブ戦略に関しては長くなってしまうので次回以降に書いていきたいと思います。