「行政書士 求人」で検索するのはもうヤメろ!

行政書士の開業マニュアル・成功本は世に多くあれども・・・ 試験合格者待望の「行政書士 就職ノウハウブログ」がついに登場! 群馬の元使用人行政書士が『行政書士事務所の求人はない』を斬る!! 未経験者のための実務に役立つ(?)情報も公開!!

爆安をウリにする行政書士事務所

 

やっすいな~!

 

他の事務所の報酬を見て思わずそう言ってしまうときがあります。

 

僕が専門にしている建設業許可申請。

 

僕の場合、新規申請は法人なら税別15万円~、個人の方なら13万円~で依頼を受けています。

 

昔より実績もノウハウもあるので、これでも安いと思うくらいですが、もし、それ以下の金額でやってくれと言われたら、自分でやるか、どうぞ他の安い事務所に行ってくださいと言います。

 

そんな安い金額でハイクオリティーの仕事なんて絶対やりたくないので。

 

 でも、全国の行政書士さんのホームページを見ていると、報酬が10万円以下の事務所もあります。

 

もちろん、それぞれの先生の考え方は否定しないですが、その金額でよく続きますね?と思ってしまいます。(案の定、続けていけずに廃業していく方もいますが)

 

こちらは報酬を今より上げるために、どんな付加価値をつけられるか日々考えているというのに、、、

 

特に新人さんは、実績がないので価格を下げないと競争できないと思うのかもしれませんが、むしろ安さをウリにすると、安さを求めるお客さんを呼び込みやすくなるということが分からないのでしょうか。

 

そして仕事の大変さの割に報酬が少ないことにストレスを感じ(自業自得)、仕事自体がつまらなくなりサービスが低下するという悪循環に陥ります。

 

そして何より、安さで競争するようになったら、行政書士はいつまで経っても『食えない資格』から抜け出せないわけです。

 

こんなに大変な仕事なのにこれしかもらえないの!?

 

なんていう仕事に誰が憧れるでしょうか?

 

『他より安くする』なんて子どもでも思いつきます。

 

僕の場合、報酬を決めるときは相場も気にしますが

 

『これだけ頂けるなら喜んで!』

 

と思える金額で出します。

 

だって、ほとんどのお客さんは『いくらでやって』とは言いませんから。

 

自分で値段を決めておきながら、『こんな安い仕事じゃかなわん』とか意味不明すぎます。

 

本当に、相場を見ていて『この仕事でこの報酬かぁ』と思うことがあります。

 

行政書士は、みんなでもっと感謝される仕事をして、報酬の相場を上げていく努力をしましょうよ。

 

僕たちはプロなんですから!

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