受験時代、2人の行政書士の先生に会いに行った話
僕は行政書士試験の受験生だった頃、行政書士受験界のカリスマ講師だったS先生に憧れて、行政書士になりたいと思うようになりました。
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とはいえ、行政書士事務所がどんなところなのか、S先生以外の行政書士はどんな先生たちなのかなどがまったくわからず、まるで暗闇の中、ゴールを目指して走っているような感覚でした。
大学OBの行政書士が、学生相手に行政書士について話をしてくれた時に個別質問をしたこともありましたが、僕は、現役の行政書士とゆっくり話がしてみたかったのです。
とはいえ、僕はただの学生で、行政書士と会おうにも何のツテもありませんでした。
ところが、、、
意外にも、僕の両親が、行政書士と会うきっかけを与えてくれたのです。
しかも2人。
1人は、父の高校の同級生で、同窓会で再会したときに行政書士になったのがいる、ということで、父と3人で会ってもらえることになったのです。
その先生は山梨で開業されている方だったので、先生に会いに山梨まで行きました。
3時間くらいお話をさせてもらえたでしょうか。父も、息子がどういう職業を目指しているのかを知れて良かった、という感じでした。
何しろ僕の両親は、僕が「行政書士になりたい」と言うようになってからしばらく、「そんな資格はやめろ、弁護士とか司法書士を目指せ」と何度も言っていたので、正直、行政書士が何をする仕事なのかもわからず、とまどっていたのかもしれません。
今でも僕が何の仕事をしているかなんてわからないと思います、、、やたら役所からいろんな書類が届くな~くらいにしか(笑)
もう一人は、中学の頃に剣道を教えてくれた恩師がお世話になった地元の先生で、この話は、母が恩師と話しているときに出てきたのだとか。
しかも、その先生のことを僕はホームページで知っていて、ずっと会いたいと思っていた方だったのです。
テンションあがりましたね~。ナイス、母ちゃん。
真夏に着慣れないスーツを着て、なぜかエアコンをつけてくれない先生の事務所で汗びっしょりになって何時間も話を聞かせてもらいました(笑)
その先生には、かなり良くして頂いて、異業種交流会に連れていって頂いたり、車庫証明の仕事を手伝わせてもらったりしました。
残念ながら、雇って頂くというところまでは話が進みませんでしたが、ほんの少し、行政書士の世界を垣間見られた時間でした。
2人の先生と会えたことは、開業本を読むよりもずっと濃厚な時間と経験を僕に与えてくれたのです。
本当に先生たちや恩師、両親に感謝。
こんな風に、自分自身には何のコネがなくてもどこで繋るかわかりません。
でも、自分が行政書士になりたいということを発信していなければ、誰も助けてはくれないのです。
今はブログやフェイスブックで色んな先生に接触することが可能です。本当に便利な時代になりました。
僕は、色んな人に支えられて今まで行政書士をやらせてもらっているので、昔の僕と同じように、行政書士になりたいのに何の情報もないまま悩んでいる方の力になれればと思い、こうしてブログを書いています。
個別に話がしたいということであれば、いつでもというわけにはいきませんが相談に乗れると思います。
chukkun8010@yahoo.co.jp
あなたが行動するかしないかだけです。
開業するにしても、雇われるにしても、これが非常に大事なところです。