使用人から独立して約半年経った現在の状況
早いもので、開業してからほぼ半年が経とうとしています。
東京での修行時代が2年半、使用人行政書士として7年半、計10年間下積みを積んだ後に地方で独立した僕の現状をお知らせしたいと思います。
開業して良かったこと
ぶっちゃけ、収入が上がりました。
地方なので毎月100万円とまでは言えませんが、今時点で使用人時代の年収を越えています。これもひとえにお客さんと応援してくださった方々のお陰です。本当にありがたいです。
僕の場合、専業主婦の妻と子ども2人、住宅ローンを抱えての独立だったので、清水の舞台からダイビングする思いでしたが、貯金を崩すこともなく生活できています。もちろん、この先どうなるかわかりませんが・・・。
収入が上がったことは自慢話としてではなく、『行政書士で開業しても食える』ということを知ってほしくて書いています。
社労士で食ってんだろ!
と思われるかもしれませんが、社労士の売上は全体の1割程度で、今のところあってもなくても大して影響はない状況です。僕は行政書士がメインで行政書士の補助業務として社労士業務をしているので。それにしても社労士は会費が高い・・・。
他に良かったことと言えば、家族との時間が圧倒的に増えました。
使用人時代の2倍、いや3倍はあるんじゃないでしょうか。
僕の場合は自宅で開業したのと、妻が育休中で赤ちゃんと家にいるので、出かけなければ朝から晩までずーっと一緒です。
家にいると暇に思われるのか、妻からは育児を手伝うように言われる始末です。
使用人時代は、仕事から家に帰ってくると、子どもは寝てしまっていることが多かったのですが、今は子どもと一緒にお風呂に入ったり、パトレンジャーごっこをして遊んだりできるので幸せだなぁと思います。
収入も上がって自由な時間も増えた、というのがこの半年で実感していることです。
ストレスもありません。
もちろん、来月は稼げるかなぁと考えたりしてウツになりそうなことはありますが、仕事自体はやらされているわけではないので、楽しくこなしています。
開業してから人脈が一気に広がりました
半年の間に、色んな方々と出会うことができました。
税理士の先生、社労士の先生、銀行の方・・・
開業したことで、色んな方を紹介して頂いて、「○○さんから話を聞いてお電話しました」と地元では有名な税理士先生からいきなりご連絡を頂いた、なんてこともありました。
こんな経験は使用人時代にはあり得なかったことです。
やはり、開業するとリスクも大きいですがチャンスも大きいと感じます。
この味を覚えると、もうサラリーマンには戻れません。
今後、改善したいこと
自営業になって、勤務時間というものがなくなり、いつまででも仕事ができるようになりました。
このブログも、夜中に仕事が終わってから書いています。明日も午前中に打ち合わせがあるのでちゃんと起きないといけません。
今までは会社が生活リズムをコントロールしてくれていましたが、自営業になると自分でコントロールしなければいけません。
特に僕の場合は、自宅で仕事をしているので、正直いつでも仕事を始められますし、いつでも止められます。ただ、オンとオフの境目がないので、プライベートとのメリハリをつけるのがとても大変です。
この点を改善していけたらいいなと思います。
もう少し安定して稼げるようになったらアパートでも借りたいなぁ、と思うこの頃です。