行政書士の強みの一つ
仕事をしていて感じる、行政書士の強みがあります。
それは、、、
お客様の決算書を手に入れることができる
ということです。
たとえば、建設業や運送業、医療法人、NPO法人などは、毎年、監督官庁に決算書を届け出ることになっているのですが、この届出を行政書士が代行できます。
当然、届け出をするのに、お客様から決算書を預かる必要があります。
だから何??と思われるかもしれませんが
これってスゴイことなんです。
ふつう、会社の決算書は、顧問の税理士以外には、銀行や税務署などごく限られた機関にしか見られることはありません。(ほとんどの中小零細企業は、決算内容を公表してません)
業績は良いのか?
キャッシュはどれくらいあるのか?
決算書を見れば一目瞭然です。
たとえば、法人に保険を売っている保険営業マンであれば、決算書を見ただけで契約が取れたりします。でも、決算書なんてなかなか見せてもらえないわけで、彼らにとっては喉から手が出るほどヨダレものな情報なのです。
それだけの価値を持ったお客様の機密情報を、毎年、「役所に提出する必要があるので」の一言で手に入れられるのが行政書士なのです。
司法書士も社労士もそんなことはできません。
せっかく預かった決算書を見て「フ~ン」で終わらせるのも、飯のタネに変えるのも私たち次第じゃないでしょうか?